著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

ダイエットに対する意識を高めても健康になれない? 日本人5.8万人を調査すると…

公開日: 更新日:

 11年にわたる追跡調査の結果、脂質に関する食事制限を意識している女性では、死亡リスクが27%、統計学的にも有意に低下しました。この関連性は脂質の摂取量が減ったことによる影響というよりは、食事制限の意識がもたらした健康に対する全体的な行動変化によるものであった可能性が示されています。

 ただ、摂取カロリーや甘い食べ物の摂取を制限する意識の高さは、死亡リスクの低下とは関連していませんでした。論文著者らは「食事制限の意識が死亡リスクに及ぼす影響は限定的であった」と結論しています。

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