何度も繰り返しやすい「ぎっくり腰」は簡単な筋トレで予防できる

公開日: 更新日:

 日頃から腰の曲げ伸ばし動作の回数が多いほど、関節包は伸びて緩くなり、椎間関節は不安定になる。すると、伸びた関節包は簡単に挟まれ、ぎっくり腰を何度も繰り返しやすくする。とりわけ建設業や宅配サービスといった重労働に従事している人や、掃除機をかけたり台所仕事など、前かがみの体勢の頻度が高い専業主婦の場合、腰に負担がかかり関節包はダメージを受けやすい。そのため、「荷物を持ち上げる」「くしゃみをする」といった、ささいな動作でも再発しやすくなる。

「30代の専業主婦の女性は、掃除機がけをきっかけにぎっくり腰を起こし、それから2カ月後に2リットルのペットボトルを持ち上げる動作で再発しました。それからは3カ月に1回のペースで繰り返すようになり、当院を受診されました。実際、ぎっくり腰を何度も再発し、受診される患者さんは少なくありません」

■過度な安静は禁物

 ぎっくり腰を起こしたら、まずは安静が基本だ。腰を丸めた状態で横になり、椎間関節を開いて挟まった関節包を元の位置に戻す必要がある。一時的な対処法として、痛み止めの服用や、コルセット(市販のものでOK)の着用も有効だという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情