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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【菊花】こもった熱を冷まし、薬膳では目のトラブルに必ず使われる

公開日: 更新日:

 食用菊が入手しづらい季節は、通年使える乾燥品が便利。中華食材や中国茶を扱う店舗で入手可能なので、お茶にしてこまめに飲むとよいでしょう。お刺身をいただくときは「小菊」も食べることを忘れずに。花びらの部分をしょうゆに入れて、刺身と一緒に食べると美味しくいただけます。

 また、身体に熱を持たせる唐辛子、ニンニク、スパイスなどが過剰にきいた料理は、症状を悪化させるので控えましょう。

 菊花の花粉症による目の不調を改善する効果を高めるには、同様の効能を持つミントや緑茶と組み合わせるとよいでしょう。目のトラブルによいクコの実も取り入れるとさらに効果的です。

■菊花高齢薬膳レシピ

目薬菊花茶

 目のトラブルに威力を発揮する菊花、ミント、クコの実を組み合わせたレシピ。花粉症だけではなく、普段から疲れ目にも効果的です。さわやかな香りで、飲むと頭や目がスッキリ。ストレス解消にもおすすめです。

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