【低温やけど】損傷が深いと冷やしてもあまり効果なし

公開日: 更新日:

 寒さが増し、就寝中に湯たんぽや電気あんか、カイロなどを使うこれからの時季は「低温やけど」に要注意だ。酔っぱらって、電気カーペットの上やストーブのすぐ前で寝込んでしまっても、やけどの危険性がある。

 一般のやけどは「熱い」とすぐ気づくが、低温やけどは「心地いい」と思っているうちに、いつの間にかやけどする。思っている以上に皮膚のダメージは大きく、重症化しやすい。山手皮フ科クリニック(東京・高田馬場)の豊福一朋院長が言う。

「暖房器具が体の同じ部位に触れていると、44度で3~4時間、46度で30分~1時間程度でやけどするとされています。弱火のオーブンで、じっくり時間をかけて焼いているようなものです」

 やけどの重症度は、皮膚の損傷の深さに応じてⅠ~Ⅲ度に分けられる。低温やけどの場合は、気がついたときにはⅢ度に達していることが多いという。ところが皮膚の見た目の症状は、赤みだけで水ぶくれもなく、それほどひどくない。

「Ⅲ度熱傷は、皮膚の表皮、真皮、その下にある脂肪層までやけどで壊死している状態です。こうなると知覚神経まで損傷されるので痛みは感じません。やけどは、痛みが出る方が軽症なのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に