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青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

ダイエットで朝食を抜くことは糖尿病のリスクを高める? 12.8万人を対象に研究

公開日: 更新日:

 平均で6.4年にわたる追跡調査の結果、6729人が糖尿病を発症しました。糖尿病の発症リスクは、朝食を食べない人で1.2倍、早食いの人で1.62倍、夕食後に間食を摂取する人で13%、統計学的にも有意に増加していました。糖尿病のリスク増加はまた、BMIが25未満の人でより強く関連している可能性も示されました。

 論文著者らは「日本人のようにBMIが低い集団では、食行動が糖尿病の危険因子になり得る」と結論しています。

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