著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

読書をする人としない人とでは、平均寿命に2年の違いがある

公開日: 更新日:

「読書療法」(ビブリオセラピー)という言葉を知っていますか? 心の病気(うつやノイローゼなど)がある人たちに対して、読書をすることで治療を施すプログラムです。

 日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、イギリスでは政府公認で医師が精神患者に対して薬ではなく本を処方する医療システムがあり、イスラエルでは「読書セラピスト」という国家資格があるほどです。私たちが想像している以上に、「本を読む」ことは心に好影響をもたらすのです。

 そもそも読書にはどのような作用があるのか。カーネギーメロン大学の研究では、8歳から10歳の子どもに半年間で100時間の読書をしてもらい、その前後で脳にどのような変化があるのかを調べたそうです。

 その結果、「白質」という情報処理を担当する脳の部位がよく働くようになったといいます。賢い人は読書をしているイメージがあると思いますが、実際に本を読むことで脳の情報処理速度は向上するというわけです。

 また、エール大学の研究者が実施した研究(2016年)では、本を読むと本を読まないとでは寿命に差異が生まれることも判明しています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の沖縄「慰霊の日」追悼スピーチは99%安倍元首相のコピペ…唯一の違いは旧日本軍の神聖化

  2. 2

    福岡ローカル「西鉄」が"本業"以外で大躍進のワケ 国際物流事業は国内4位でコロナ禍の営業収益は12%増

  3. 3

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  4. 4

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  5. 5

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  1. 6

    AKB峯岸みなみの“丸刈り写真” 世界中で相次ぐ目撃情報の謎

  2. 7

    【高校野球怪情報】沖縄尚学・末吉良丞“プロ回避”に現実味…左肘不安で浮上する「東都の名門」の影

  3. 8

    『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』オールキャリアを代表する傑作のトリセツに注意セヨ

  4. 9

    『グッド・デイ・サンシャイン』一筋縄ではいかないヘンテコこそが中期のすべて

  5. 10

    東京ビートルズの番組が、ビートルズ来日から60年後となる日に放送決定