2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。
その結果、新型コロナウイルスに感染した子供では、感染していない子供と比べて、学童期、青年期ともに、頭痛、記憶力や集中力の低下、倦怠感、胃痛、筋肉痛、関節痛など、14の症状で統計学的にも有意な増加を認めました。また、学童期では記憶力や集中力の低下、胃痛、吐き気の症状が多い一方、青年期では味覚の障害、倦怠感、疲労感が多いことも分かりました。論文著者らは「子供におけるコロナ後遺症は、年齢によって症状が異なり、複数の身体部位で多様な症状が発生し得る」と考察しています。
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