著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【ジャスミン茶】気を巡らせて緊張をゆるめ便秘を改善する

公開日: 更新日:

 最近、トイレに行ってもいまいちスッキリしない……。このところ、ストレスが多かったせい? 生活の質を大きく下げる原因になりやすいのが「便秘」です。

 便秘が引き起こされる理由はさまざまですが、そもそもシニアは排便しづらくなる原因が多い傾向があります。食事の摂取量が減ることにより大便も少なくなって便意をもよおしづらくなる、加齢による腸の働きの低下、体内の水分量が減って便が固くなりやすい……などが挙げられます。さらに、直腸の知覚機能の老化により便意を感じにくい、運動不足、薬の副作用などのほか、ストレスも大きな要因です。

 ストレスが続くことで起きる便秘は「けいれん性便秘」と呼ばれます。ストレスによって自律神経が乱れ、下行結腸の緊張が強くなり、腸管がけいれんして狭くなることで便の通過が滞ってしまうのです。けいれん性便秘の場合、ウサギのようなコロコロした便になりやすい特徴もあります。

 60歳を超えるあたりから男性も便秘になりやすく、その要因のひとつとして、定年後は家にいる機会が増えたり、生活リズムが変化することによるストレスが挙げられます。また身体の機能の低下は、生活においてなにかとストレスになりやすいものです。さらに「なかな便が出ない状態」が続くと、それがまたストレスになって便秘が悪化する悪循環に陥ってしまいます。たかが便秘と考えずに、早めに改善を図ることが大切です。

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