ものまね芸人の山本高広さん“結石”で命を落としかけた体験を語る

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 左側の腎臓にできた石が尿管に詰まって尿がたまり、腎臓に細菌が発生している危険な状態でした。もし菌が全身をめぐると敗血症になり命を落とす危険が……。

 手術は全身麻酔でしたが15~30分で終了。病室で「どうなったんだろう?」と自分の下半身を見たらオムツ状態でした。そうなることは聞かされていたのでそれは問題なかったのですが、気になって中をちょっと見たら、真っ赤でした。そこからの2日間がじつは一番痛かったんです。

「膀胱に尿がたまっている感覚が起きるのと点滴、抗生物質を投与してますからより尿意は来ると思います」と言われた通り、常に尿意を感じていて排尿は30分に1回ぐらい。しかも血尿で激痛を伴うのです。膀胱はパンパンだから本当は勢いよく出したいのですが、1滴出すだけでも痛いのでゆるゆる出すわけです。でも、勢いを抑えられないから結局いつも激痛……。2日間はそんな大変な状態でした。

■石があるのかないのかはいまだ不明

 ただ3日目からは普通の尿になり、痛みもなくなりました。普通は術後に高熱が出るそうですが、僕は出ても37度。とても経過が良く、炎症の数値も低くなり、なんと最短の5日間で退院できました。

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