新米がおいしい季節 …「太らない」ごはんの食べ方

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「炭水化物を摂取すると血糖値が上がり、インスリンが分泌されてブドウ糖が筋肉や肝臓に取り込まれます。余剰のブドウ糖は中性脂肪に変換され、脂肪として蓄積されることがありますが、これはエネルギーバランスの状況によります。摂取エネルギーが消費エネルギーを上回れば体重増加につながりやすくなりますが、適量の炭水化物であれば主にエネルギーとして使われ、太ることはありません」

 インスリンは体内時計のリセットにも役立つ。食事の質やバランスを整えて一定のインスリンを出す朝食は必要だ。炭水化物だけを避けることは健康に良いとは限らない。

 とはいえ、ごはんがおいしい今の季節は、ごはんだけをついつい食べ過ぎてしまう可能性もある。どうしたらいいのか?

「ごはんだけで食べるより、例えば納豆と一緒に食べたほうが血糖値が上がりにくいとの“食べ合わせ効果”が報告されています。朝のおにぎりは塩むすびよりもシャケなどの魚を入れておく方がいい。もちろん、お米と一緒に食物繊維の多い野菜など、なるべく多くの食材を一緒に取ることを心がけるべきです」

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