著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

文字がぼやけて見えたらパソコンやスマホの使用時間の見直しを

公開日: 更新日:

 毛様体筋に負荷がかかり続けると、スマホやパソコンの画面から目を離してもピントが合わず、周囲や遠くにあるものがかすんだりぼんやり見えることがあります。昨今よく聞くスマホ老眼と呼ばれる症状です。医学的には「調節緊張による調節障害」と呼ばれ、20~30代の若い世代にも非常に多い症状となっています。

 他に、コンタクトレンズを長時間使用している、度の合わない眼鏡をかけている、睡眠不足や過労などもかすみ目の原因になることもあります。

 これらのかすみ目は一時的なものであることが多く、しばらく様子を見ていてもいいのですが、長く続くようなら眼科に行って相談してください。目の緊張を取る点眼薬を使用することで、症状が和らぐ場合があります。眼鏡やコンタクトレンズの度数を見直すだけで症状が改善することも多いです。

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