大人にも増えている「重症喘息」の切り札となる治療薬

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 生物学的製剤の治療で患者を悩ませるのが、なんといっても高額な治療費だ。

「生物学的製剤は種類によって、月1~2回または2カ月に1回の注射が必要で、費用は保険3割で月数万~約10万円と非常に高額です。投与間隔を延ばすことはできても、過去の論文では治療を中止した場合、約半数は再発したと報告されています」

 高額療養費制度の利用のほかに、加入している保険組合によっては、一定額を超えた医療費を払い戻す付加給付金制度が設けられているケースも少なくない。

「治る可能性がある子供の喘息と違って、成人喘息では長期間の治療が必要になります。生物学的製剤を開始される際は、自分の状況に合った制度を利用しながら治療するといいでしょう」

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