子どものアトピー性皮膚炎を悪化させない、しっかり治す…「見た目が良くなった=完治」ではない

公開日: 更新日:

 こう指摘するのは、「ユアクリニック秋葉原」院長で、小児アレルギーの治療に詳しい杉原桂医師(小児科専門医)。アトピー性皮膚炎には冒頭の新薬が必要な患者もいるが、従来薬でも十分に治療が可能なのに、間違った認識によってこじらせている患者がかなりいるという。そもそも乳幼児では、受診段階ではアトピー性皮膚炎ではない場合もある。

「これからの季節では、アトピー性皮膚炎でなくても皮膚乾燥を放置したために、かゆみが生じて湿疹になっているケースもよく見られます」(杉原医師=以下同)

 アトピー性皮膚炎は、乳幼児では最初、頬、額、頭の露出部が乾燥し、赤くなる。肌が乾燥すると皮膚のバリアー機能が損なわれ、異物が入りやすくなる。すると、免疫反応が過剰になって、かゆみがひどくなり、かきむしり、やがて皮疹が顔面全体、そして体へと広がっていく。アトピー性皮膚炎から、喘息、鼻炎といったほかのアレルギー疾患へと連鎖していくこともわかっている。

 つまり、正しい知識を持って乳幼児の湿疹対策、アトピー性皮膚炎の初期治療をしっかりすることが肝心なのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網