感染症の家庭内感染を防ぐ(1)生活スペースをどう分ける?

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 インフルエンザや新型コロナなどの呼吸器感染症が流行中だ。家族の誰かが発症した場合、家族内感染を防ぐにはどう行動すればいいのか? 公衆衛生が専門の岩室紳也医師に聞いた。

「感染症対策で最も重要なことは感染経路の遮断です。インフルエンザや新型コロナでは、感染した人の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込み、1メートルの範囲内で感染する『飛沫感染』や、ウイルスが空気中に飛び出し1メートル以上離れた人に感染する『エアロゾル感染』、ウイルスが付着したタオルや手すり等に触れた手で口や鼻、目などに触るなどして感染する『接触感染』が中心です。飛沫が付着した食べ物経由での感染も否定できません。いずれの場合もウイルスが空気中に滞留しないように空気の流れを作る対策が重要です」

 家族に発症者が出たら、まず“隔離部屋”を作り、発症者とそうでない人の生活スペースを分けることは大切だ。ただ、発症前にすでに他の家族が感染している可能性も否定できない。そのことを踏まえ、以下の対策を徹底することが重要だという。

「発症した人は数日間はウイルスを排出しています。近距離での会話は避け、会話するときは正面に座らないようにしましょう」

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