【みるモニ】テレビに設置…熱中症チェックや防犯にも対応

公開日: 更新日:

 テレビの電源のオンオフにより行う高齢者の見守りサービス「みるモニ」を提供するのは「㈲エヌ・エム・エス」。

 初期工事やネット環境も不要のため、その手軽さから見守られる高齢者にも負担がなく扱いやすい、優しい設計になっていると、同社の代表である岩井生二さんは言う。

「どのメーカーのテレビでも設置できます。電源プラグを差して、約10センチ×10センチの厚み1.8センチのアダプターBOXをテレビとつなぐだけ。後は見守る方のスマホに専用アプリをダウンロードして、設置して最初の画面に出る4桁のコード番号をアプリに打ちこめば使えます」

 ちなみに機能は、このテレビの電源のオンオフを知らせるだけにとどまらない。

「最初6年前にスタートした時は、テレビの電源のオンオフだけで生活のリズムを確認するだけでしたが、そのうちもっといろいろなことをしてみたいと思って、人感や温度と湿度のセンサーも付けて、24時間検知するようにしました。仮に湿度や室温が上がり危険な場合、オフでも勝手に電源が入って、テレビ画面上に<熱中症の危険があります>って危険情報が表示されます」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘