(4)31歳の女性は「甘えなおし」療法で摂食障害を克服した

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 空腹感も得られるようになり、食べる量も増え行動範囲も広がっていきました。達成感を得たことで自信もついていき、5カ月後には体重が44キロになったのです。

 病気になって以来、弾けなかったピアノを多くの人の前で演奏することもできました。生きる意欲を失っていたBさんは、小野所長と集団カウンセリングの参加者たちに支えられ摂食障害を克服したのです。 =おわり

(医療ジャーナリスト・油井香代子)

【連載】長く体を蝕む摂食障害

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