体内時計が左右する“食べる時間”の科学…世界が注目の「プレジション栄養学」が描く未来

公開日: 更新日:

「夜型の人は朝食を抜きやすく、夕食が遅くなりがちです。結果として1日の摂取エネルギーの多くを夜に取ってしまい、肥満やメタボにつながります。一方、朝型の人は朝に代謝が活発で、栄養を効率的に使えます」

“朝少なく夜多い”パターンは、体内時計を後ろにずらす要因にもなる。

「朝にタンパク質や魚をしっかり取れば、体内時計が前進し、代謝が整いやすくなります」

■個別化医療と同じ発想

 とくに高齢者では、たとえ健康な人でも加齢に伴う食欲や体重の低下により、適切な栄養の確保が課題になる。

 ならば、食事のタイミングによる栄養利用効率を利用することで高齢者の低栄養を解決できるのではないか。

 そんな仮説をもとに、柴田氏の研究グループは高齢者施設向け食事提供大手の「日清医療食品」と共同で、全国規模の介入研究を行った。本研究では同社が提供する省力化型の食事提供システム「シン・食事サービス」を活用し、時間栄養学の知見を取り入れたメニューを継続的に提供した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  2. 2

    株主82万人に拡大も…前澤友作氏「カブ&ピース」のビジネスモデルは法規制に大きく左右される

  3. 3

    休養中の菊池風磨「timelesz」5月ライブは不在…チケット"取れすぎ"が危ぶまれるグループ人気と「激痩せ」と「占い」

  4. 4

    高市首相が国政初挑戦の1992年に漏らした「女を武器に」の原点 投開票日の夜に“チョメチョメ”告白の仰天

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    timelesz菊池風磨「活動休止」のウラ…“働きすぎ”の指摘と冠番組「タイムレスマン」低迷との関連

  2. 7

    ひろゆき氏も"参戦" 「タモリつまらない」論争に擁護派が続出する“老害化とは無縁’の精神

  3. 8

    高市首相「嘘つき政治家人生」のルーツを発掘! 34年前に自ら堂々と「経歴詐称」を認めていた

  4. 9

    カブス今永昇太がサイ・ヤング賞争いに参戦!大谷翔平、山本由伸を上回るリーグ屈指の数字

  5. 10

    「銀河の一票」野呂佳代と並ぶ注目株は56歳名脇役 “ガラさん”の存在感でブレークの予感