著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

まぶたがさざ波上に動く「眼瞼ミオキミア」改善のポイント

公開日: 更新日:

 ミオキミアは数日から数週間で自然と治ることが多い病気です。精神的なものや睡眠不足などに思い当たる節がない場合は、目の疲れを取るように意識してみてください。

 パソコンやスマホを長時間使用し続けない。時々窓の外など遠くを見て目を休める。この連載でも何度もお話ししていますが、目は「昼は冷やす、夜は温める」のが大事なポイントです。昼なら冷たいタオルなどを目の上にのせる。夜なら蒸しタオルやホットアイピローを使用して目の疲れを取ることを習慣にしましょう。

 睡眠不足や思い当たるストレスがある人は、それを取り除くこと。それでも慢性的にピクピクが起きて生活に支障があるという場合は、ボトックスをピクピクする部分に注射するという治療を行うクリニックもあります。

 ボトックスとはボツリヌス毒素の注射のことで、これによりピクピクを一時的に止めることはできます。しかし、効果は数カ月で切れてしまいます。切れるとまたピクピクが起きてしまうこともあります。長く続く場合はほかの目の病気の可能性も考えられます。次回に続けます。

【連載】一生見える目をつくる

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」