新型コロナワクチンが若年層の重症化による死亡リスクを74%抑制?
新型コロナウイルスのパンデミックは、2025年1月までに世界で700万人以上もの人命を奪い、過去10年にわたって続いてきた平均寿命の延伸を逆転させるほどの影響をもたらしました。一方で、同ウイルスワクチンの普及によって救われた人命は数百万人の規模にのぼると考えられています。
ただし、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが低い若年層においては、同ウイルスワクチンと死亡リスクの関連性を検討した研究報告が限定的でした。そのような中、若年世代を対象に死亡リスクに対する新型コロナウイルスワクチンの影響を調査した研究結果が、米国医師会のオープンアクセス誌に25年12月4日付で掲載されました。
フランスで行われたこの研究では、21年11月時点で18~59歳だった約2870万人が対象となりました。研究参加者は、新型コロナウイルスに対するメッセンジャーRNAワクチンの初回投与を受けた集団(ワクチン接種群)と、接種を受けていない集団(ワクチン未接種群)に分けられ、全死亡(あらゆる原因による死亡)および新型コロナウイルス感染症の重症化に関連した死亡のリスクが比較されました。


















