モーリー・ロバートソンさん63歳で死去…「食道がん」は治療が難しいのか
最大のメリットは「直接メスを入れないので、体への負担が少ない低侵襲の手術ということです。手術翌日から流動食などを食べられ、間もなくして普通の食事も取れるようになります。治療後の食道内の傷は1~2カ月ほどで治ります」と渡海医師。
ESDが使えるのは、ステージ「0」か「1の一部」の早期の食道がんだ。術前診断でリンパ節転移の可能性が高いと、ESDは適応されず、通常の外科手術や放射線治療プラス化学療法になることもある。
食道がんは進行すればするほど、治療方法も体にきつくなり、命の危険も出てくる。
渡海医師によると、ESDが受けられないステージ1の一部や、ステージ2、3の食道がんだと、胃を食道の代わりとして持ち上げ、残りの食道と吻合する胃管再建術になるケースがある。
頚部(首の近く)の食道がんの場合、喉頭も近いため、がんの広がりによっては声帯を含めて切除することもある。
モーリーさんは昨年8月に食道がんが判明し、治療を開始。肝臓に転移し、ステージ4になっていた。ステージ4だと、治療方法が限定的になり、原則、手術はできず、化学療法が主体となる。


















