モーリー・ロバートソンさん63歳で死去…「食道がん」は治療が難しいのか

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■早期発見には胃カメラ検査が有効

 渡海医師は「私の患者さんでもステージ4で見つかる人がいます」とし、自覚症状は「初期の段階ではほとんど現れません。ある程度進行すると、食べ物のつかえや声のかすれ、咳などが出現します」と説明する。

 進行前での発見に手だてがある。膵臓がんは他の臓器に隠れているため通常の検査での発見が難しいのに対し、食道がんは発見しやすいがんの種類に入る。有効的な検査は上部消化管内視鏡(胃カメラ)だ。

 胃カメラ検査は苦しくて受けたくないという人には、「鎮静剤を打てば眠っている間に検査が終わります。医療機関だと鎮静剤を使える施設があります」(渡海医師)。

 食道がんは飲酒や喫煙の習慣がある人にそのリスクが高まることが分かっている。

「50歳前後で一度も胃カメラ検査を受けたことのない人は、男性も女性も自治体の対策型検診や医療機関で受けた方がいいでしょう」(渡海医師)

 食道がんで命を落とすにはあまりにも惜しい。渡海医師のアドバイスに耳を傾けたいものだ。

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