著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

頭を使い続ければ、「頭のスタミナ」がつく…持続的注意

公開日: 更新日:

 いつも通り過ごしたグループ③は、テストの後半になると頭が疲れてしまい、正答率が大きく下がっていたのですが、算数やゲームで「頭のスタミナ」を鍛えていたグループ①と②は、テスト後半での成績の落ち込みが22%も少なくなったといいます。つまり、テストの後半で「バテなく」なったのです。

 また、テストだけでなく、普段の授業でも先生の指示をしっかり聞いたり、よそ見やそわそわする回数が減ったりと、集中力が続くようになることも判明したそうです。頭のスタミナがついたことで、普段の注意力も向上したというわけです。

 驚くべきは、グループ②でしょう。学校の期末テストの成績を調べたところ、グループ①が算数の成績が上がったのは当然とも言えますが、なんとゲームしかしていなかったグループ②も、算数・英語・国語(ヒンディー語)の成績が全体的にアップしていたというのです。

 勉強の中身(知識)を詰め込まなくても、シンプルに頭を使い続ける練習をするだけで“頭のスタミナ”がつき、結果として成績は良くなることが示唆されたのです。

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