「原油危機」で医療器具が足りない!どうする解決策
気がついたのは滞在3日目。
1例目は体重100キロ以上の巨漢の患者でした。看護師に渡された上行大動脈に挿入するプラスチックの管、動脈カニューラが小さすぎました。でも手術は問題なく終了しました。
次の手術は70代の小柄な女性。ぴったりのサイズのカニューラを看護師が渡してくれました。
「それにしても、透明なはずのこのチューブ、ずいぶんすすけているなぁ」と気づきました。
「なんでこのチューブ、不透明なの?」(ウェイシェンマ、プトンミン?)と看護師に尋ねると、「月曜日から、ずうっと同じのを使っているんだからそうなりますよ」。
手術が終わると、チューブはすぐにホルマリンのプールに放りこまれて、その後、水できれいに洗って、アルコールで消毒し、すぐに次の症例で使っている、とのことです。
日本でもこの方法を採用できないものでしょうか。ただし、ホルマリンはエチレンから生成する石油製品。でも、消毒のアルコールは穀物を発酵して製造されています。


















