著者のコラム一覧
南渕明宏昭和医科大教授

心臓血管外科専門医、医学博士。

「原油危機」で医療器具が足りない!どうする解決策

公開日: 更新日:

 気がついたのは滞在3日目。

 1例目は体重100キロ以上の巨漢の患者でした。看護師に渡された上行大動脈に挿入するプラスチックの管、動脈カニューラが小さすぎました。でも手術は問題なく終了しました。

 次の手術は70代の小柄な女性。ぴったりのサイズのカニューラを看護師が渡してくれました。

「それにしても、透明なはずのこのチューブ、ずいぶんすすけているなぁ」と気づきました。

「なんでこのチューブ、不透明なの?」(ウェイシェンマ、プトンミン?)と看護師に尋ねると、「月曜日から、ずうっと同じのを使っているんだからそうなりますよ」。

 手術が終わると、チューブはすぐにホルマリンのプールに放りこまれて、その後、水できれいに洗って、アルコールで消毒し、すぐに次の症例で使っている、とのことです。

 日本でもこの方法を採用できないものでしょうか。ただし、ホルマリンはエチレンから生成する石油製品。でも、消毒のアルコールは穀物を発酵して製造されています。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    株主82万人に拡大も…前澤友作氏「カブ&ピース」のビジネスモデルは法規制に大きく左右される

  2. 2

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  3. 3

    高市自民に「卑怯」「選挙やり直せ」とSNS大炎上! 違法「広告動画」出稿疑惑は拡大必至

  4. 4

    高市首相が国政初挑戦の1992年に漏らした「女を武器に」の原点 投開票日の夜に“チョメチョメ”告白の仰天

  5. 5

    ひろゆき氏も"参戦" 「タモリつまらない」論争に擁護派が続出する“老害化とは無縁”の精神

  1. 6

    休養中の菊池風磨「timelesz」5月ライブは不在…チケット"取れすぎ"が危ぶまれるグループ人気と「激痩せ」と「占い」

  2. 7

    サバンナ高橋“10年いじめ”問題からにじむ上下関係の悪しき伝統と「吉本の闇」…鬼越トマホーク良ちゃんも参戦

  3. 8

    今春の関東大会は「戦い方」が難しい 夏以降の新チームにも薄っすらと危機感を抱いています

  4. 9

    ビットコインは一気に投資拡大の可能性 200日移動平均線の水準に

  5. 10

    テープのつなぎめが分かりにくい「ハイファイ・ビートルズ」