著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

「朝の運動&前夜に仕事のことを考えない」が成果アップの秘訣

公開日: 更新日:

 朝の運動によって仕事を脅威として受け止めにくくなり、そのことが仕事中の不安の低下につながる--。この2つの変化から分かることは、朝に運動をすると、仕事を「やらされる」より「やってやる(挑戦)」と感じやすくなるということです。

 また、オランダ・マーストリヒト大学のキャスパーとヴェールトの研究(2022年)では、前夜に仕事から心理的に離れることが重要だと説明しています。2人は、2週間にわたって183人の従業員を対象に、前日の午後から翌朝にかけての「仕事に対する受け止め方」がどのように変化するかを調べました。

 その結果、前夜に仕事からしっかりと離れられた場合、前日の午後から翌朝にかけて、仕事を「自分の目標達成を妨げるもの」や「自分を脅かすもの」としてネガティブに捉える傾向が減少することが分かりました。仕事から離れたことで、翌朝に「しっかり回復できた」という状態を得られることが確認され、「回復した」という状態を得ることで、間接的にその日の仕事を「自分を成長させる挑戦」としてポジティブに評価しやすくなる傾向も分かったといいます。

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