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仲間達也医師・日本ボクシング連盟会長

 東京ベイ・浦安市川医療センター循環器内科部長、下肢救済センター・センター長。高校時代、ボクシングでインターハイに出場。得意は左フック。宮崎大学医学部卒。医師と日本ボクシング連盟会長の二刀流として365日稼働中。リングドクターの経験も豊富。

人は血管から老いる…動脈硬化かどうか調べる2つの検査方法

公開日: 更新日:

 厄介なのは、動脈硬化は目に見えず、自覚症状がほとんどなく、気づかないままに進行することです。ある日突然、何らかの原因によりプラークが破綻すると、血栓が付着して血流の障害が起き、心筋梗塞脳梗塞につながる可能性が高まります。これが「あの人は元気だったのに……」という状況になります。

 もうひとつ、心筋梗塞や脳梗塞とは異なり、足の血管の動脈硬化によって引き起こされる「閉塞性動脈硬化症」に関しても注意をする必要があります。血流の不足により、歩くと足が痛くなり、休むとまた歩けるようになる──。これは典型的な間欠性跛行で、こうした症状がある人は、全身の動脈硬化が進んでいる可能性があります。下肢の症状はもちろん、心臓や頭頚部の血管の動脈硬化の進行に対して気をつけていく必要があります。

 もし、そのような深刻な動脈硬化が起きていないか心配な人は、「ABI(足関節上腕血圧比)」検査を受けることをお勧めします。これは、足首と上腕の血圧を同時に測定し、その比率から足の血管の詰まり具合を推測する検査です。


 健康な血管では足首の血圧は腕と同じかやや高めですが、足首の血圧が腕よりも低い人は動脈硬化が進んでいることが推測されます。ベッドに横になり、両腕と両足に血圧計を巻くだけで痛みも少なく、短時間で終わる検査です。

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