(3)犬や猫に夜でも「熱中症」が多いワケ…夏場に急増
唐津院長は次のように話す。
「熱中症になると、犬や猫の体温は40度を超えます。その状態では全身の細胞は壊れ、機能しなくなるため、さまざまな症状を引き起こします」
熱中症は人間と同じように冷やせば元に戻るだろうとの考えは禁物だという。
「動物病院ではすぐに点滴で水分と電解質を補い、体を冷やします。重症の場合は昇圧剤や輸血といったかなり負担の大きい治療も行います。治療が遅れるほど、臓器障害のリスクが高まります」(唐津院長)
熱中症を防ぐために家庭でできる対策がある。
「夏の間、エアコンは、つけっぱなしを基本とする。水をいつでも飲めるようにしておくことも大切です」(唐津院長)
唐津院長は「飼い主さんが“少し様子を見よう”と判断してしまうと、熱中症は数時間で状態が急激に悪化します。夜間でも異変を感じたら、すぐに動物病院に連絡することが命を救うことにつながります」と助言する。 =つづく



















