【憩室炎】激しい痛みが続き、高熱、血便、嘔吐があればすぐに受診すべし
夏に憩室炎で苦しまないためにしっかり対策しましょう。日本人の憩室炎でいちばん多いのは「右下腹部の痛み」です。日本人は、右側の大腸(上行結腸から盲腸のあたり)に憩室ができやすい特徴があります。そのため、右下腹部が痛むことが多く、虫垂炎(盲腸)との見分けがとても大事になってきます。
ただ、左側のS状結腸にも憩室はできるので、左下腹部が痛むケースもあります。つまり、痛む場所は「憩室がどこにあるか」で変わってくるのです。ですから、痛む場所だけでなく、代表的な初期症状も覚えておきましょう。
まず、「数時間から数日続く鈍い痛みや刺すような痛み」が特徴です。また、「37度台後半から38度くらいの発熱」「下痢や便秘、便が細くなるといった便通の変化」「吐き気や食欲不振」「左下腹部を押すと響くように痛む」なども特徴的なサインです。
中でも、激しい腹痛で動けない、38.5度以上の高熱が続く、血便が出る、嘔吐を繰り返す、お腹がカチカチに硬くなる……といった症状が現れたら、すぐに医療機関を受診してください。これらは、憩室に穴が開いてしまう「穿孔(せんこう)」や、「腹膜炎」の危険があります。憩室炎は、早めに対処すれば十分に対応できる病気でもありますから、こうしたサインを覚えておきましょう。


















