COPDは早く気づいて「原因を除去」することが治療の第一歩
日本では40歳以上の約12人に1人、500万人を超える患者がいると推定される一方で、実際に治療を受けている人はその一部にとどまるともいわれています。喫煙歴のある中高年で、咳、痰、息切れが続くという人は、一度医師に相談して肺機能の検査をしてみるとよいでしょう。他の疾患同様、COPDも早期発見、早期治療がとても重要です。
COPDの治療の第一歩は「原因の除去」です。たばこであれば禁煙になります。一度壊れてしまった肺胞を元通りにすることはできませんが、原因を除去することでこれ以上肺の機能が低下しないようにします。自力での禁煙が難しい場合は、禁煙外来や禁煙補助薬を利用する方法もあります。ただ、禁煙だけすればOKというわけでもありません。ダメージを受けてしまった肺胞は、受動喫煙、粉じん、大気汚染による影響を受けやすくなっていますし、冬の冷たい空気だけでも刺激になることがあります。
COPDは早く気づいて、原因を除去し、必要なクスリを正しく使えば、症状を軽くして旅行や買い物、散歩などの楽しみを守ることができる病気です。次回あらためて詳しくお話しします。



















