【つきじ宮川廛】2代目が好んだうな丼を  

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「助之丞は私の祖父にあたります。戦地への出兵はしていないそうで、たれは終戦後から日々つぎ足してきました。戦争当時、鰻屋の多くは疎開先にたれ壺を持っていったともいわれています」

“鰻あるある”のひとつ、お重と丼の違いについて聞いてみると、単純に容器の違いとのこと。あとは食べる人の好みというわけですが――。

「うちの父親は丼を好んで食べていました。それも出来上がってしばらくは蓋をしたまま待つ。“保温力があるぶんいい具合に蒸れて、もっとおいしくなるんだ”とか言って、ジッと待ってから食べてました(笑い)」

 宮川本廛のコース料理は松竹梅の3種。普通に考えたら松・竹・梅の順にランク付けされているかと思いきや、あれ? 梅が一番高額なコースになっています。

「お客さまに出す料理にはすべて自信を持っており、格付けへの抵抗があったのかもしれません。ただ、単純に勘違いしていただけかもしれませんが……」

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