東京駅まで高速バスで40分 「木更津市に住む」という選択

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 東京湾アクアラインは、神奈川県川崎市と千葉県木更津市の15.1キロをトンネルと大きな橋で結ぶ。開通は1997年。当初、普通車4000円だった通行料は、2009年から千葉県の社会実験(ETC装着車・全車種)がスタートし、ど~んと同800円まで値下がりした。これを機に、通行量は倍増(08年度=2万800台→14年度=4万2500台)した。交通量が増えれば人の動きも変わる。商業施設や企業立地も増えた結果――。

 木更津市の人口は13万4322人(今年3月現在)。実験前が12万4904人(09年1月1日)だから、ほぼ1万人増えたことになる。千葉県では印西市や流山市が人口増加で知られているが、都心から電車で1時間以上かかる木更津は大健闘と言っていいだろう。市の広報担当者が言う。

「去年の国勢調査によると、木更津の人口上昇率は流山市、印西市に続いて県内3位。もちろん、アクアラインの通行料引き下げが大きなインパクトになったのは言うまでもありません。これを契機にアウトレットや大型商業施設がオープンし、雇用や都心からの観光客も増えた。当時から定住促進に力を入れていましたが、街全体が大きく変わり始めたのです」

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