トシを自覚しない人ほど「見た目年齢」が老けている
30代後半~40代前半は見た目に大きな差が出る。若く見られる人、相応の人、かなり老け込む人とクッキリ分かれるそうだ。これは婚活市場で大きなハンディともなるし、武器にもなる。
「男の婚活は会話が8割」の著者で婚活アドバイザーの植草美幸氏は言う。
「年齢を知っていて会っても、“未来の結婚”相手には夢を持ちますよね。顔を見て実年齢よりも老けていると、相手への興味を失う。それで破談になるケースも珍しくありません」
女性が子供を欲しがっていればなおさらだ。おじいちゃんみたいなパパは嫌だろう。それに老けた結婚相手は、友達や親に紹介するのもためらわれる。いいところは一つもない。
「美醜が問題ではありません。年齢からくる変化を認めたくなくて、自分を若いままだと思い込もうとしていることが問題なのです。この手のタイプは衰えを自覚していないので、自分をより魅力的に見せるためのケアを怠ります。ひげや髪を整えていなかったり、鼻毛が出ていたり、肌がボロボロだったりする。結果的に“イタイおじさん”になってしまいます。42歳だったら35歳くらいに見えるようにしていかないといけない。そうしないと相手側が年齢をものすごく意識してしまうのです」(植草美幸氏)