<3>プール方式見送り 国費投入に「待った」厚労省の言い分

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「世田谷モデル」で打ち出した幅広い「社会的検査」を実施するには、低コストで大規模検査を可能にする「プール方式」が不可欠。ところが、世田谷区は当面、導入を見送った。

■今月から2万3000人でキックオフ

 区は今月から従来の個別方式で社会的検査をスタートさせた。高齢者が入所している介護事業所から始め、14日までに271人に検査を実施し、2人の陽性が確認されている。延べ2万3000件の検査を実施する予定で、完了までに3~4カ月要すると見込んでいる。

 区へは、先月11日に厚労省から「現時点ではいわゆるプール方式については、科学的知見が確立されていないため、行政検査の対象とはならない」との通知があった。厚労省は区が計画している社会的検査には理解を示し、従来方式は国費の対象になったものの、プール方式には国費を出さない。

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