津野田興一
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津野田興一都立立川高校教諭

1965年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科史学専攻修了。現在、東京都立立川高校で世界史を教える。著書に「世界史読書案内」(岩波ジュニア新書)、「やりなおし高校世界史―考えるための入試問題8問」(ちくま新書)、「第2版 ポイントマスター世界史Bの焦点」(山川出版社)、「『なぜ!?』からはじめる世界史」(山川出版社)、「大人の学参 まるわかり世界史」(文春新書)など。

史上初の世界帝国アケメネス朝…ベヒストゥーン碑文に秘められた「王の捏造」

公開日: 更新日:
写真①(C)imageBROKER.com/BAO/共同通信イメージズ

 イラン西部の都市ケルマンシャーの東方35キロの地点に、世界遺産のベヒストゥーン碑文があります。地上66メートルの断崖絶壁に巨大な浮き彫りと、資料②の記録が楔形文字で残されています。それでは、資料文中の「ダーラヤワウ」「ハカーマニシュ」とは一体、何を指しているのでしょうか?

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