タワマン高層階に異変…夏の酷暑で南と西向きは“灼熱地獄”に、北向きが見直される

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■価値を左右する部屋からの眺め

 方角も重要だが、タワマンの場合、部屋から何が見えるかで価値が決まるという。

「例えば、東京の湾岸エリアのお台場や有明のタワマンでは、東京タワーなど“ザ・東京”の夜景が望める北向きの部屋の価格が、南向きの部屋と変わらないといいます。このように階層だけでなく、眺望も重視され価格が決まっていきます」(長谷川高氏)

 若い世代や外国人などタワマン購入層は、かつてほど方角を気にしなくなっているという。

「近年の分譲マンションはその多くが24時間換気になっているので、高気密・高断熱でもカビにくくなっています。日差しの強さや家具の焼けを避けるのであれば、北向き。眺望優先なら、好みの眺めが得られる向きの部屋を選ぶ傾向にあるようです。ただ、近隣に高層マンションが建設可能な空き地や古い工場などがある場合、せっかく見晴らしのいい部屋を購入できても、将来、同規模のタワマンができて眺望が遮られるリスクもあります」(長谷川高氏)

 夏の酷暑が、マンションのトレンドにも影響を与えている。

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