妻には負担「献立づくり」はAIに相談で楽チン 夫が分担すべき“隠れ家事”はこんなに

公開日: 更新日:

栄養価を考えたメニューも提案してくれる

 AIなら1週間分の献立も簡単だ。例えば、〈息子が中学校で陸上部に所属。1週間分の献立を教えて〉と質問すると、月曜日から日曜日までの朝昼晩のメニューを提案。タンパク質や炭水化物を中心に、運動後の疲労も意識した献立で、週半ば水曜日の朝食は「ツナサンドイッチ、野菜スープ、フルーツ」、昼食は「鶏むね肉の照り焼き弁当、ブロッコリーとニンジンの副菜」、夕食は「豚しゃぶサラダ、きのこの炊き込みご飯、トマトのスープ」といった具合。疲れて帰ってきても、豚しゃぶや炊き込みご飯ならお箸も進みそうだ。

 同様に「糖尿病患者向けの1週間分の献立」「ダイエットのための1日1500キロカロリー以下の献立」といった聞き方もできる。AIが答えた糖尿病患者向けの献立は糖質を制限しつつ血糖値を安定させるため、炭水化物の摂取を朝昼晩に均等に分けるメニュー。無糖ヨーグルトや全粒粉トーストなど健康的なメニューがある一方、夜はサバの味噌煮、サーモンのグリルなどしっかりした料理も提案してくれる。また、ダイエット食に関しては「豆腐と野菜のチャンプルー、ひじきと大豆の煮物、玄米(小盛り)」(500キロカロリー)などの献立に加えてカロリー表示も。

 もちろん、いくら献立ができても味のクオリティーの方は大事。ある程度クオリティーを維持しつつ、調理の難易度を下げる方法として半加工食品や冷凍モノなどを上手に組み合わせたい。AIがすすめる市販の冷凍食品は「ニチレイ・気くばり御膳シリーズ」(200~300キロカロリー)や「ローソン・からあげクン レギュラー」(約220キロカロリー)などがあった。

■面倒くさくないシーツの2枚重ねは…

 一方、洗濯の隠れ家事で、女性が負担に思っているのは「シーツや寝具カバーの交換」だ。シーツ交換を簡単に済ます裏ワザには、「2枚重ね」がある。2枚重ねて敷き、シーツを交換する際に上を外すだけ。少しズボラだが、時間がない人には重宝する。

 女性が嫌う掃除の隠れ家事は「排水口の掃除」。キッチンの排水口は、細菌を除去するためにも週2~3回は必要。

 ただし、発泡タイプの排水口用クリーナーを使用すれば、手を汚さずに掃除ができる。

 他にも女性が喜びそうな隠れ家事はたくさんある。包丁研ぎは意外に忘れがち。リモコンの電池交換、冷蔵庫のストック管理も労力が少ない割に重要な家事だ。リモコンの電池交換を忘れがちな場合は、スマートフォンから操作できるスマートリモコンという手がある。

 専用アプリをインストールすると赤外線タイプのリモコンならほぼスマホ1台で動かせる。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    参政党トンデモ言説「行き過ぎた男女共同参画」はやはり非科学的 専業主婦は「むしろ少子化を加速させる」と識者バッサリ

  2. 2

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  3. 3

    東京・荒川河川敷で天然ウナギがまさかの“爆釣”! 気になるそのお味は…?

  4. 4

    「備蓄米ブーム」が完全終了…“進次郎効果”も消滅で、店頭では大量の在庫のお寒い現状

  5. 5

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  1. 6

    コメどころに異変! 記録的猛暑&少雨で「令和の大凶作」シグナルが相次ぎ点灯

  2. 7

    8月の食品値上げは前年同月の1.5倍! インフレあおる無策日銀のせいで庶民生活は「限界突破」

  3. 8

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  4. 9

    「イネカメムシ」大量発生のナゼ…絶滅寸前から一転、今年も増加傾向でコメの安定生産に黄信号

  5. 10

    参政党さや候補のホストクラブ投票キャンペーンは、法律的に公選法違反になるのか

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃