自分の過去の発言を忘れたか? 麻生太郎氏が自民の衆院選惨敗「しっかり総括を」発言の笑止千万

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《まずは自分自身の行動を総括した方がいい》《ピントのズレた発言だよ》《いい加減、引退したら》――。SNS上では辛辣な意見が目立つ。14日に開かれた自身の派閥会合で、惨敗した衆院選を振り返り、「大変厳しい結果となった。しっかり総括を行わなくてはならない」などと発言したと報じられた麻生太郎自民党最高顧問(84)に対する反応だ。

「頼りになるのは自民党しかないと、再び有権者に思ってもらえるよう、努力を重ねていこう」

 出席者に向かって、こう呼びかけたという麻生氏だが、「頼りになるのは自民党しかない」という独りよがりの思いや、「一強多弱」による強引で強権的な政治手法が党全体の驕り高ぶりを招き、裏金事件を引き起こすきっかけになったのではないか。

 さらに言えば、自民が多くの議席を失った一因は間違いなく裏金事件だが、麻生氏も決して他人事ではないだろう。

 9月26日付の毎日新聞は、〈麻生派、パー券ノルマ超過「現金還付」と複数証言 裏金の温床か〉と題し、麻生派(志公会)が2017年まで、販売ノルマを超えてパー券を売った所属議員に対し、超過分を手渡しでキックバックしていた事実について同派の現職幹部が認めた、と報道。

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