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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

「隠れ年金」のもらい忘れに注意すべし…申請しないとダメ

公開日: 更新日:

「えっ、自動的にもらえるんじゃないの?」

 世の中そんなに甘くはない。確かに適用年齢の誕生月には、お国から「ねんきん定期便」が届くことになる。

 しかし、そこでうっかりミスをしてしまうと、もらえる金額が少なくなってしまう。特に忘れやすいのが加給年金だ。厚生年金に20年以上、加入し、配偶者が年下だったりするともらえる仕組み。

 さらに、個人年金とかしていたら、これもしっかりと申請しなければならない。あとは加入期間をチェックすること。

 世の中には持ち主不明の年金も数多くあり、自分がその中に含まれていたりする。名前が変わったり、引っ越ししたり、転職が多かったりすると、せっかくの年金が“行方不明”になってしまう。

 シニアはボーッと生きていると、取りっぱぐれてしまうのだ。

 だからコトあるごとに、年金のことを思い出すしかない。尿が漏れたら記載漏れ、徘徊したら年金の行方不明、モノがなくなったら「消えた年金」をチェックする……自分の生活と“密着”させるのだ。

 電気・ガス・お米──なんでも高いこのご時世。たかが年金、されど年金のことで、残りの人生「レッドカード」を食らわないようにしたい。

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