2026年スタート予定「プラチナNISA」の落とし穴…すぐに飛びつくと痛い目に
しかし、高齢者のタンス預金狙い(?)などの理由によって、これを許可しようというのだ。
「シニアたちは、毎月、お小遣いがもらえるタイプが好き」
そんなふうに見ているのだという。しかし、仮に利益に対する税金がゼロになったとしても、“その先”を警戒しなければならない。
それは「相続税」である。当然、「相続後は非課税のまま所有はできない」ということになり、「死んでしまったら、しっかりと税金を取られる」ということになる。
せっかく、子や孫のために資産を残そうと思っても、最後は当局の“網の目”に引っ掛かってしまうのだ。
だから、「プラチナNISA」が出てきても、すぐに食いつく暴挙には出ないほうがいい。
そもそも「プラチナ」というネーミングが合っているのか。高齢者ならば「シルバーNISA」の方がいいのではないか──そんな疑問を持ちながら、来年を迎えることになる。
そして忘れてはならない重要な連絡事項がある。それは女の子たちも「毎月、お小遣いがもらえるタイプが好き」ということである。
なので、シニアを取り巻く環境は、いずれにしても厳しいということになる(笑)。