高市首相のX投稿で物議…「マウント」に過剰反応する人たちの“仕組み”

公開日: 更新日:

 確かに「そんなことも知らないの?」と何でもマウントを取りたがる人もいる。経営・組織コンサルティングなどを展開する「識学」が昨年行った「“マウンティング上司”に関する調査」によると、3割が職場に「いる」と回答。マウントを取りたがるのは50代男性が最も多い、という結果が出ていた。

 とはいえ自分の無知を棚に上げ、知らない単語でマウントもへったくれもないだろう。過敏に反応しすぎじゃないか。明大講師の関修氏(心理学)がこう言う。

「多様性をうたう一方、今は他人と比べてはいけない、序列をつけてはいけないという平等主義の中でみな一緒、横並びという意識が強まっています。なので“優位性”をにおわせるような相手の発言を不愉快に感じる。ささいなことでも『マウントを取られた』と過剰反応しがちですが、それは自信のなさ、不安の表れでもあります」

 ひと昔前なら自分は勉強は苦手だけど足は速いとか、他人と比べられることで、何が短所で長所かといった自分の“ポジション”を見つけることができた。


「是非はともかく、他人と比べる作業をせず、自分の“基準”とか“立ち位置”があやふやなままでいると、実は自分は平均以下なんじゃないかという不安を覚えたりもする。自信と余裕が持てずに、余計に過敏になってしまう。一種の防衛反応でしょう」(関修氏)

 もちろん、マウントを取りたがるのも自信のなさの表れなんだろう。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  2. 2

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  5. 5

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に墜ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体

  1. 6

    佐々木朗希vsシーハン 「マイナー落ち」めぐるドジャース崖っぷち2投手がちんこ勝負

  2. 7

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  3. 8

    大和証券グループ「オリックス銀行を3700億円で買収」の皮算用

  4. 9

    「浜崎あゆみの父が見つかった?」と一部で話題に 本人がかつてラジオで明かしていた「両親の離婚」

  5. 10

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?