「浅草橋カミヤ」の強烈なレバニンニラに酎ハイはサイコー!
年明け仕事始めのオフィス街を歩くのが好きだ。
新年の顔合わせをしてから、会社によっては昼過ぎには近くの神社に詣でる。そしてそのまま飲み会に突入する。ただ、いつもと違うのは、まだ皆さんエンジンが温まっておらず、休み明けのまったり感を漂わせていること。街もまだのんびりしている。そんな雰囲気が好きで日本橋あたりから江戸通り周辺を散歩するのがアタシの新年の楽しみだ。
気が付くと周りは薄暗くなり、酒を飲むムードが漂い始める。場所は神田川の橋の上。そう浅草橋です。この辺りには飲みたくてうずうずしている連中が大勢、クビを長くして酒場が開くのを待っている。アタシもそのひとり。新年1発目に顔を出したのは「浅草橋カミヤ」だ。
店主の皆川和也さんと女将さんご夫婦で切り盛りしている。外から見える店内は7、8人のカウンターにテーブル席、2階は4人掛けテーブル席で複数の客はそちらへ。常連たちは1階のカウンターで、アタシはそこに陣取る。
目の前には女将さん。じゃりン子チエが東京の下町に生まれたらきっとこんなだっただろうと思わせるキャラ。新年初日。きりきり舞いになって準備している。焼き台では黙々と炭火を調整している和也さん。分厚い背中、盛り上がった僧帽筋に首筋には神輿ダコ。おや、見慣れない若者がいる。中学生の息子君だ。店の手伝いか、エライね。
「今、うちの中ではこいつが一番金持ちなんだから少しは頑張ってもらわないと」
女将さんがハッパをかける。イイね。アタシは早速、酎ハイ(300円)とレバニンニラ(450円)にカシラとガツを塩で(各3本セットで270円)。ニンニラはその名の通り、ニラをたっぷり混ぜ込んだニンニク醤油を、素焼きのレバーにかけ回した逸品。
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