中国への返還迫るパンダに長蛇の列 “駆け込み”に沸く最終週の上野動物園を行く

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■「人生の癒やしだった」と涙

 もう片方の女性は涙を流しながら、こう別れを惜しんだ。

「どんなにつらいことがあっても、パンダを見ているだけで心が安らぎました。上野動物園の年間パスも買って、よくあの子たちに会いに行っていた。パンダは私にとって、人生の癒やしだったんですよ。中国に行っても元気でいて欲しいし、たまには日本のこと、上野のことも思い出して欲しい。そして、いつまでも健康で長生きして欲しいです」

 来園者への取材では、いつしかシャオシャオやレイレイ、シャンシャンなど上野で生まれ育ったパンダに子供が生まれ、近い将来に来日することを望む声が聞かれた。そんな願いが実現する日は、やってくるだろうか。

(取材・文=橋本悠太/日刊ゲンダイ

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