(4)スマホ決済を家計管理に生かす方法
誰しもがやった方がいいのは年1回、我が家の残高の棚卸しを行う「資産管理」の視点です。行う頻度も年1回なので、比較的取り組みやすいといえます。確認作業が2年、3年と継続すれば、昨年と今年の残高を比較し、残高が増えていたら黒字、減っていたら赤字、1年のざっくりとした「支出管理」の役割も果たします(投資分は変動します)。
中期視点の「資産管理」で問題がなければそのままでOKと手間もかかりません。問題があった場合、ここで初めて支出を振り返る短期の目線を働かせます。この時、日頃からスマホ決済で買い物をしてデータを蓄積していれば、そのデータを振り返ることで、我が家の消費のクセを見つけやすくなります。現金で買い物をしてレシートを捨てている場合は、まずはデータを蓄積するところから作業が始まることになるわけです。
中期視点でざっくり管理をしつつ、気が向いた時に自動でたまっているデータを振り返る。手間をかけずに家計改善に取り組める、続けやすい方法です。
ちなみに、残高推移の予測やキャッシュフロー表を作成する長期の視点は、資産管理(中期)をしていて割と順調にお金を貯められているのに不安だと感じる人に試してほしい目線です。「ライフプランシミュレーション」などの単語で検索すると、金融庁や日本FP協会が提供する試算サイトがヒットします。
やる気になった時にデータが残っていて分析から始められる。スマホ決済は最初の気持ちを削がずに家計改善をスタートさせる力強い味方になってくれます。ってくれます。
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