大食い動画は消えるのか? 韓国では削除、収益化停止…日本の投稿者にも広がる“自衛”と変化
やや多めに食べるグルメリポートも一つのトレンドだ。著者自身がよく見るのは「ごうさん全国グルメ旅」だ。29歳の男性・ごうさんが全国各地で一人メシを食べる様子を淡々と流す動画である。食べる量を誇示しているのではなく、あくまでもウマいものをたくさん食べるスタイルは、大食い動画の今後のあり様においてはトレンドになるかもしれない。
「ぼっち飯心斎橋最強焼肉」の動画では、ガリバタン(ガーリックとバターと共に食すタン)2人前と、ヘキサゴンユッケ、上ミノ、ライス中をまずは頼むシーンが登場。その後「極みあぶりレバー」「極みハラミ」「紅白あぶり(タンとミノの超薄切り盛り)」「石焼ガーリックいためし」を注文。相当な量だが、胃袋に自信のある人であれば食べられそうな量で、いずれもおいしそうだし、ごうさんも実にウマそうに食べる。
コンテンツの健全化の流れは、やり過ぎてしまった者の存在によって加速する。一時期は「私人逮捕系YouTuber」や「迷惑系YouTuber」がいたり、テレビでも度が過ぎた「どっきり」がいじめを連想させるなどと問題視されたことで、むしろ穏やかな番組作りになっていった。大食いが本格的に禁止の方向に至る前に、現在のYouTuber、テレビ番組は歯止めをかけている段階だ。だからこそ、今、慎重な行動が求められるだろう。だが、大食い動画を毛嫌いする人からは「そもそも今まで野放しだったのがおかしい。早くなくなれ」といった声も出ている。今後、ごうさんのようなグルメリポート系が主流になっていくのか注目だろう。


















