大食い動画は消えるのか? 韓国では削除、収益化停止…日本の投稿者にも広がる“自衛”と変化
■「6メートルの細巻き寿司」で名勝負、大食いは社会現象へ
逆風が強まるばかりの大食いだが、その歴史は古く、かつては人気のコンテンツだった。
元から「わんこそば大会」など町おこしでの大食いは全国各地で行われていて、1989年から1991年にかけてテレビ東京系で放送された『全国大食い選手権』をキッカケにメディアも頻繁に大食いを取り上げるようになった。その番組は『TVチャンピオン』での大食い対決に繋がり、1990年代後半の赤坂尊子、新井和響、岸義行、藤田操といったスターを輩出。名勝負として名高いのは、1999年の赤坂vs藤田だ。ボウリング場のレーンを使って6メートルの細巻寿司を食べるというもの。36分4秒01という完全な同タイミングで引き分けとなった。
新井は「第五回激辛王選手権」に勝利するほか、2000年にはニューヨークで行われた「ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権」にて、12分間で25.125個のホットドッグを平らげて優勝。この頃には赤坂らの世代に続く若手の小林尊やジャイアント白田、射手矢侑大(西川廣幸)らが台頭し、テレビ東京よりも洗練された舞台装置と演出で大食い・早食いをするTBS系『フードバトルクラブ』が放送を開始した。草彅剛主演連続ドラマ『フードファイト』(日本テレビ系)も2000年7月クールに放送されるなど、大食い・早食いは社会現象になっていく。


















