女装男性のパフォーマンス 豪では高齢者の健康“効果アリ”
男性がド派手なメークで女装してパフォーマンスを行う「ドラァグクイーン」。彼女(?)たちのパフォーマンスは、高齢者に驚くほど“いい刺激”を与えるようだ。
ABC(オーストラリア放送協会)のラジオ・シドニー(8月28日付電子版)などによると、ドラァグクイーンの2人組「モーテル・シスターズ」のタッキー(写真左)とパリス(同右)は、芸術を支援するNPOのプロジェクトの一環として、シドニーにある介護施設「アベル・タスマン・ビレッジ」で1カ月間、住み込みでパフォーマンスなどを行った。
歌やダンスのショーのほかに、入居者が参加できる「宝探し」などのゲーム、アロマテラピーやラテンダンスのクラスを開催したり、ティーパーティーを開いたりして高齢者たちと交流。また個室から出られない入居者のために、部屋をカラフルに模様替えしたりした。
同施設の医療責任者によると、2人の活動は驚くほどの効果があった。