旭川女子高生殺害事件でも騒然…なぜ女性の事件はネットで盛り上がるのか? 見えてきた論調支配者の属性
「なぜか女性犯罪者はネットで過度に取り沙汰される」──その裏側には、男性中心のネット社会が持つ、残酷なまでの好奇心が存在する。その結果、女性の犯罪者は男性犯罪者と比べてプライバシーや過去を徹底的に暴かれ、周囲の家族や親族はより深い社会的抹殺の苦しみを味わうことになる。この「興味本位ムンムン」のネット社会の監視の目は、刑期を終えた後の女性の社会復帰(社会更生)を著しく困難にしているという深刻な側面を、私たちは見落とすべきではない。
▽中川淳一郎(編集者・PRプランナー) 1973年生まれの編集者・PRプランナー。多数のウェブメディアの記事にかかわる。日刊ゲンダイ「週末オススメ本ミシュラン」担当。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットのバカ』『それってホントに「勝ち組」ですか?』など。
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