データ重視で偏見ナシ AI審査でローンのハードルは下がる

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 その口癖が「頑張りましょう」で、支店長自ら走って顧客回りに繰り出すが、融資詐欺に遭ってピンチを迎える。熱血社長の巧妙な仕掛けで、20億円の融資の審査がノーパスで通ったのは、いかにもドラマっぽい演出だが、「金融業界で審査こそAI化が最も進む分野です」と言うのは、SBIモーゲージ(現ARUHI)元取締役執行役員常務の横山信治氏だ。横山氏に聞いた。

「住宅ローンや融資などで審査する項目は、性別や年齢、職業といった属性情報のほか取引履歴に加え、性格や趣味嗜好なども含まれます。AIが得意なのは、偏見を持たずに属性以外の部分をヒストリーとしてチェックすること。機械ですから偏見がないので、どこかに異常を感知すると、借りられるであろう人が借りられなくなる可能性はありますし、逆もしかりです」

「あんたと一緒に夢がみたいんや」と中小企業社長の熱い言葉にほだされてコロッとダマされる片岡支店長はどうかと思うが、血も涙もないAIに判断されるのはちょっと不安……。

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