現実味おびる「アベ大不況」 冷夏に消費増税という愚策

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 南米ペルー沿岸から太平洋赤道付近の日付変更線にかけ、広範囲で海面水温の高い状態が半年以上続く「エルニーニョ現象」の影響などで、東日本を中心に記録的な冷夏が続いている。16日も関東では気温が上がらず、東京都心部や前橋市では日中の最高気温は5月並みとなった。

 東京都心部では日照時間が3時間に満たない日が20日連続となり、統計を取り始めてから最長。気象庁は「エルニーニョ現象」の終息を発表しているものの、先週12日付の第一生命経済研究所の発表によると、〈冷夏が長期化すると、日本では経験則的に個人消費の悪影響が及びやすく〉なるという。

 同発表によると、1990年代以降で「エルニーニョ現象」発生時期に景気後退期だった割合は46.6%に達し、通常の景気後退期と比べて1.8倍になる。実際、93年と2003年の冷夏では、「教養娯楽」のほか、夏物衣料の影響を受ける「被服及び履物」、ビールや清涼飲料などの「食料」などの支出が押し下げられたという。7~9月期は日照時間が低下すると実質家計消費が減少する相関関係にあるといい、同時期の日照時間が10%低下すると、家計消費支出は0.64%程度押し下げられるという。仮に今年の7~9月期の日照時間が03年並みとすると、家計消費は0.5兆円、実質GDPは0.3兆円それぞれ押し下げられることになるという。

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