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有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

小林製薬(下)企業体質を変えなければ存続不可

公開日: 更新日:

 小林一雅会長、小林章浩社長の親子による同族企業にまでメスが入るのか。コーポレートガバナンス(企業統治)の欠如という企業の体質を変えない限り、小林製薬は「あったらいいな」ならぬ「なくてもいいな」企業に成り下がる。

 小林章浩社長は5月10日の投資家向けの説明会で「検証結果を踏まえて再発防止策の策定など経営体制を検討し、早期に公表したい」と述べた。 =一部敬称略

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