石破首相《また逃げた》…裏金議員の追加非公認「相当程度→6人」のブレブレに国民落胆

公開日: 更新日:

「相当程度の非公認が生ずることとなるが、国民の信頼を得る観点から、公認権者として責任を持って最終的に判断をしていく」

 石破氏は裏金議員の非公認についてこう説明していたはず。国語辞典によると、「相当」とは「価値や働きなどが、ある物事とほぼ等しいことを意味する」「程度がふさわしいこと」とされ、法律用語では「合理的」「妥当」といった意味でも用いられる言葉だ。

■裏金議員に対する党の調査自体がそもそもいい加減

 裏金議員は比例代表への重複立候補を認めない方針も決めたが、それでも小選挙区では公認される。はたして非公認12人は「相当」と言えるのか。

 そもそも裏金議員に対する自民党の調査自体がいい加減だった。

 発覚当初、裏金議員はそろって「口座で管理していたので問題ない」「机の引き出しに入れて保管していた」などと釈明していたのに、逮捕者が出た途端、一斉に口をつぐみ、自身に捜査の手が入らないと分かると、今度は「秘書に任せていた」「知らなかった」などと二転三転する有様。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」